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魔法少女まじかる☆ふらりん

〜Another Story〜

第5話「光と闇」

最後の封印点に降り立つ風濫とフィーリア
ふと何かを感じ口を開くフィーリア
「誰か居る。誰?出てきなさい!」
フィーリアの言葉に姿を見せる2人の女性
その姿を見てそれぞれ口を開くフィーリアと風濫
「黎明の魔術師、夢野瑠衣。」
「…雪。」
親友の姿に驚く風濫
「風濫。何でこんな事してるの?もう止めようよ。今なら、まだ戻れるよ。」
「…フィーリアさん。後をお願いします。私は、解放点へと向かいます。」
そう言うとそこから飛び出す風濫
「風濫!」
「おっと、行きたければ私を倒してからにしなさい。」
そう言うと剣を構えるフィーリア
「大丈夫、私の仲間が一人、解放点へと向かっているわ。
だから、今は目の前の敵に集中して。」
「ルイさん。…はい。」
そう言うと前を見据える雪

解放点

一人降り立つ風濫
「待っていたわ。」
ふと女性の声が聞こえる
その声を聞き口を開く風濫
「…私の相手は、貴女ですか。…フィーナさん。」
風濫の言葉と同時に銀装を纏ったフィーナが姿を見せる
「ここから先は、行かせないよ。」
「フィーナさん。…行かせて下さい。それが、フィーリアさんの為になるから。」
そう言う風濫の眼を見て驚くフィーナ
「間宮風濫。貴女、まさか?」
「…理解して頂けたのなら、私を行かせて下さい。フィーナさん。」
そう言うとフィーナの横を通り抜ける風濫
「待って。」
フィーナの言葉に足を止める風濫
「何ですか?」
「後悔は、してないのね。」
「…はい。それと、頼み事をしても良いですか?」
風濫の言葉に疑問に思うフィーナ
「雪に、ゴメンって。お願いします。」
そう言うと再び歩き始める風濫
「…馬鹿だよ、間宮風濫。」

ある程度歩くと地面に魔方陣が浮かび上がっているのを確認する風濫
「…これね。」
そう言うと魔方陣の上に立つ風濫
「…最後の封印の解放を確認。流石フィーリアさん。」
そう言うと空を見上げる
黒い空に無数の星がきらめいていた
「…満天の、星空か。」
そう言うと視線を下ろし、詠唱に入る風濫
「…来たれ、漆黒の者。」
そう言うと同時に周囲が全て闇に覆われる
そんな中、風濫の目の前には一人の女性が立っていた
―汝名を申せ―
「えっ?」
突然の事で疑問に思う風濫
―汝、名を申せ―
「あっ、風濫。間宮風濫です。」
―汝がここに居る理由、解っているな?―
女性の言葉に頷く風濫
―だが不思議。汝には後悔が残っている。何を、していない?―
「えっ?嘘、そんな筈無い。だって私は…そうか、雪の事だ。」
―汝の友か?―
女性の言葉に思わず頷く風濫
―ならば我が力、汝に託そう。汝漆黒の騎士シルヴィー也―
「漆黒の騎士、シルヴィー?」
―それが、闇に身を置いた汝の名だ―
「闇の、私。」
―漆黒の薔薇、フィーリアによろしく頼む。我が名は、アーシェス―

その言葉を聞くと、解放点の魔法陣の上に立っていた風濫
そこにやってくるフィーリア
それを追って雪とフィーナもやってきた
「この感じ、お待ちしておりました。冥王アーシェス様。」
「風濫、嘘でしょ?」
喜ぶフィーリアを呆然とする雪
それを横目で見ながらアーシェスに対し銃を向けるフィーナ
「雷帝フィーナ=ラス=レイピアが問う。貴女は、誰?」
フィーナの言葉に驚く雪とフィーリア
「何を言っているの?この方は冥王アーシェス様よ。それ以外の誰だって…。」
そこ迄言いかけてアーシェスの方を見るフィーリア
「まさか?」
「フィーリア。何を不思議に思ってるの?私はアーシェス。冥王アーシェスよ。」
アーシェスの言葉に一安心するフィーリア
それを遮るかのように口を開く雪
「違う。この感じ、この喋り方は…、風濫!」
雪の言葉に驚くフィーリア
「そんな、そんな馬鹿な事が有るわけ無い!嘘よ、嘘だと言って!」
「……やっぱり、雪には解っちゃうんだね。」
その言葉にショックを受けるフィーリア
「フィーリアさん。アーシェスは、自らの意志で、私に力を与えてくれました。
信じる信じないはフィーリアさんのご自由です。」
そう言うとフィーナの方を見る風濫
「フィーナさん。いえ、銀装妖精レイピア。貴女に、決闘を申し込む。」
「…良いわよ。」
そう言うと剣を抜くフィーナ
「ありがとうございます。我が名はシルヴィー。漆黒の騎士シルヴィー!」

続く

―それは、全てを終わらせる為の事なのか?
それは、風濫以外解らない
ただ一つ言えるのは、この戦いは、風濫自身のけじめなんだと思う
次回第6話「けじめ〜銀閃と黒き太刀〜」
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