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銀装妖精

ACT9「突入」

校庭

あらかた一掃した風濫の前に更に現れる黒衣のメイド達
「くっ!カートリッジは…残り1つ。さて、どうしようかしら?」
ぼやく風濫
「「シルバードストライク!!!」」
その声を同時に銀色の閃光が二つ、駆け抜ける
「銀光が、二つ?」
驚きを隠せない風濫
「やっぱり驚いてるね。」
「フィーナさん。」
驚く風濫と何かを隠しているフィーナ
そこに銀装を纏った桜と銀麗が現れる
「レイピアが、2人?」
「CBS、カードバトルシステムですよ。間宮先生。」
そう言うと銀装を解除する桜
そんな桜の手にはカードホルダーが有った
「CBS―S10。完成していたのね。」
「はい。夢野さんと言う方から、頂きました。」
桜の言葉に考えるフィーナ
「フィーナさん?」
「…ん?大丈夫。何でも無いわ。」
そう言うと両手に銀銃を持つフィーナ
「風濫、カートリッジの残りは?」
「残弾1です。」
「援護有りでの補充は?」
「…出来ます。」
風濫の返事を聞き口を開くフィーナ
「桜!銀麗!一掃するよ。」
「「はい!」」
数分後
そこには浄化された生徒達の姿が有った
「風濫、補充は?」
「大丈夫です。終わってます。」
「良し、行くよ!」
フィーナの言葉に校舎内に入って行く一同

昇降口を抜けるとそこにはフィーリアの姿が有った

「お姉様。」
思わずそう呼びかける風濫
「私は道案内。全員付いていらっしゃい。」
そう言うと歩き始めるフィーリア
それに付いて行くフィーナ・風濫・桜・銀麗

講堂入口

そこまで来ると歩みを止めるフィーリア
「…貴女達に問う。覚悟は、出来ている?」
フィーリアの言葉に見渡すと頷く4人
「そう。この中は、異空間。」
そう言うと促すフィーリア
フィーリアに促され中に入る4人
次いで入り、ドアを閉めるフィーリア
「漆黒の君。命通り光の者達をお連れしました。」
そう言いながら正面に歩いて行くフィーリア
すると舞台の上の照明が点灯し、そこには女性が一人と、鎧姿の人物が居た
鎧姿の人とは反対の方に位置するフィーリア
「我が名は漆黒の君。以後よろしく。それと、黒薔薇の騎士フィーリアに、
我が忠実なる闇騎士、レイヴン。」
漆黒の君の言葉に何かに気付き口を開く風濫
「その鎧騎士。銀麗のお友達だね。」
風濫の言葉に驚く銀麗と桜
「ご名答。けど、今は私に忠実な騎士。まぁ、もうそろそろしたら彼女が主になるけどね。」
そう言いながらレイヴンの方を見る漆黒の君
「あら、時間だわ。」
そう言うと同時にレイヴンの鎧が無数に飛散し、
中から黒のドレスを纏った女性が出て来た
「…我が名はレイヴン。黒の姫、レイヴン。」
そう言うとフィーナ達を見るレイヴン
「何よ、この気迫は。…くっ!風濫はフィーリアを。桜は漆黒の君を。
銀麗は私と一緒にレイヴンを。良い?」
フィーナの言葉に頷く一同
「行くよ!」
フィーナの言葉と共に駆けだす4人
「銀装!」
―Silver Fairy―
銀麗の声と電子音声が鳴り、銀装を纏う桜と銀麗
それを見て口を開くフィーリア
「漆黒の。私は妹を相手にする。他は好きにして。」
そう言うと風濫に向かい駆け出すフィーリア
「漆黒の。銀色の片方を任せる。」
「えっ?…あっ、御意。」
言い終わると同時に漆黒の君に襲いかかる桜
その攻撃を魔術障壁で防御する漆黒の君
「へぇ、私の相手は貴女なのね。」
そう言うと魔力解放で桜を吹っ飛ばす漆黒の君
「さぁ、いらっしゃい。」
桜を挑発する漆黒の君

風濫に向かい突っ込み、そのまま剣を振り下ろすフィーリア
その斬撃をレヴィンクライスで受け止める風濫
そのまま斬り払いながら距離を取るフィーリアと風濫
「私達に言葉は要らないわよね?風濫。」
「はい。私達は、剣で語り合うのみ。行きますよ、お姉様。」
そう言うと駆け出す風濫

レイヴンの前に立つフィーナと銀麗
「我が名はレイヴン。黒き妖艶の姫、レイヴン。私に逆らう気かしら?」
その言葉に銃を持つフィーナに、剣を握る銀麗
「面白い。ならば来なさい。そして、力の差を感じなさい。」
レイヴンの言葉に駆け出す銀麗と援護するフィーナ

続く

次回予告
―――始まりしは光と闇の戦い
それぞれの思惑と、誓いを立てて
次回ACT10「光と闇」
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