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Author:結城利也
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DATE: CATEGORY:SS
な〜つがす〜ぎ〜かぜあ〜ざみ〜〜♪

8月も、夏も終わりです。
明日(月曜)から9月です。

で、今回はタイトル見ても解るようにSS更新です。
まじふらASまだ〜?ってのはちょっと…。

今回はミオの通う学園を舞台にしております。
ではではお楽しみ下さい。


みらくるわーるど!エンジェル

〜聖心女子高等学校紛争記〜

前編

ラビスのアジト

「マスターラビス。シルヴィー参りました。何の御用でしょうか?」
そう言うと膝を付くシルヴィー
「シルヴィー。表を上げよ。」
ラビスの言葉を顔を上げるシルヴィー
「ソチは聖心女子高等学校を知っているか?」
「確か、天女族の神楽巫緒が通っている学校ですね。」
「ウム。そこに不穏な空気を感じるのじゃ。
まさかワラワ以外に天女族を狙う者が居るかと思うとチト不安になるのじゃ。」
そこ迄ラビスの言葉を聞いて口を開くシルヴィー
「では私に調査並びにもし居た場合は倒せ、と?」
「ウム。ソチは話が早くて助かるのう。頼むぞ、シルヴィー。」
「はい、マスターラビス。」

聖心女子

昼休みの屋上

そこにはミオとセイナの姿が有った
「生徒が消える事件?」
ミオの言葉に頷くと口を開くセイナ
「うん。一か月前から起きてるの。被害者は今迄で7人。ねぇミオちゃん。どう思う?」
「う〜ん、またラビス一味の仕業じゃないのかな?
どちらにせよほおってはおけないけどね。帰ったらシアさんに相談してみるよ。」
「うん、お願いね。」
そこ迄話すと予鈴が鳴り響く

放課後

ミオが部活の為一人先に帰るセイナ
その途中でふと女性から声を掛けられる
「人魚族の、水無月聖魚ですね。」
自分の名を呼ばれ振り返るセイナ
そこには女性が立っていた
「貴女、何者ですか?」
「ちょっと聖心女子で起きている事件を調べている者ですよ。」
女性の言葉に警戒するセイナ
「やっぱり、警戒されてるか。…けど、一つだけ言っておくわ。
時は迫っているわ。気をつけなさい。それじゃ。」
そう言うとその場から消える女性
「…何者なの?今の女性。」
疑問に思いながら帰路を急ぐセイナ

翌日

聖心女子

階段の踊り場

そこで話をするミオとセイナ
「それでね、不思議な女性が“時は迫っているから気をつけろ”って言ってたの。」
セイナの言葉に考え込むミオ
「ねぇミオちゃん。ミオちゃんは、どう思う?」
「う〜ん。もしかしたら既に…。」
ミオがそう言うと階段下から声が聞こえる
「そこのお二方。もうまもなく本鈴です。ただちに教室に戻りなさい。」
風紀委員と思われる女性に声を掛けられ「見つかった」と思うミオとセイナ
「戻らない方は、お仕置きですわぁ!」
それと同時に鞭を振るう生徒
驚きながらも避けるミオとセイナ
「きゃ〜、何あれぇ?」
「解らない。けど、何か関係は有るかもね。」
パニックになるセイナと冷静なミオ
すると突然生徒が飛ばされる
「早く!」
階段下から声が聞こえ声のした方へ走るミオとセイナ
謎の女性に連れられひとまず剣道部の部室迄来たミオとセイナ

剣道部部室

呼吸を整え顔を上げながら礼を言うミオ
それと同時に口を開く女性
「やっほう、お久振り。」
そこに居たのは…
「シアさん。…じゃないか。」
「そっ、フィーナの方。全く、唯姉に言われて来てみれば、ここ迄凄いなんてね。」
そう言うと呆れるフィーナ
「一体、どうなっているんですか?」
「現状?魔の気質が学園全体を覆っているわね。今はまだ薄いけど、時間が経つにつれて。」
「じゃあほおっておけば?」
ミオの言葉に頷くフィーナ
「調査だけだから私しか来てないのに。どうしよう?2人も守れる自信が、無い。」
そう言うと考え込むフィーナ
それと同時にドアを叩く音が聞こえる
―誰か居るのかしら?いけないわね〜。授業をサボるなんて―
「早い。くっ、ここ迄進行しているなんて。」
そう言うと銃を持つフィーナ

同時刻

校門前

そこには黒祥紫亜の姿が有った
「ふむ、嫌な予感がして来てはみたが、特殊な結界が張って有り入れない、か。」
そう言い考え込むシア
「お困りみたいね。」
ふと後ろから女性の声が聞こえ、振り返るシア
そこには黒エナメルのメイド服を着た女性が立っていた
「…何者ですか?」
「あれ?覚えていないの?…そっか、鎧姿じゃ無いからか。」
そう言うと何処からか剣を取り出す女性
その剣を見て何かを思い出すシア
「まさか、貴女は!」
「ご名答。今回の理由はこの学園に暗躍している敵を、天女族と協力して倒せ。
ってラビス様に言われて来たの。だから貴女と戦う理由は無いから安心して。」
女性の言葉にヒートソードを向けるシア
「その言葉、信用して良いのだな。」
「えぇ。後ろから攻撃される覚悟は有るから。」
女性の言葉にヒートソードを納めるシア
「なら信じましょう。それで、中に入る手段は有るのですか?」
「穴をほんの少しの時間だけ開けるわ。その間に侵入して。」
そう言うと剣に手を掛ける女性
「…行くわよ。」
そう言うと結界に向かい居合い切りをする女性
それと同時に結界に穴が開く
それを見て結界内に入るシアと女性
結界内に入ると口を開く女性
「さてと、自己紹介がまだだったわね。」
女性の言葉に疑問に思うシア
「シルヴィーはあくまで闇寄りの名前。普段の私は風濫。間宮風濫よ。よろしくね。」
「…こちらこそ。」
そう言うと握手を交わす風濫とシア
「さてと、レヴィキス。行くよ。」
そう言うとレヴィキスを抜き、柄の部分に鞘を付ける風濫
―Shoot Form―
電子音声と共に弓に変化するレヴィキス
ふとシアの視線に気付く風濫
「どうしたの?」
「いや、中々便利な武器だと思って。」
「…確かにね。行くわよ、あっちの方から気配を感じるわ。」
そう言うと部室棟へと駆け出す風濫と風濫を追いかけるシア

剣道部部室

相変わらずドアを叩く音が続いている
時と共に音の大きさも増していく
「良い?打ち合わせ通りに私が突破口を開けるから、2人は校庭に向かって走って。」
フィーナの言葉に心配そうな表情をするセイナ
「私の事は気にしないで。逆に一人の方が切りぬけやすいから。…行くよ。」
フィーナの言葉に頷くミオとセイナ
それを確認するとドアを開け、それと同時に発砲するフィーナ
発砲に伴い道が出来る
「行って!」
フィーナの言葉に駆け抜けるミオとセイナ
追跡をさせぬように立つと口を開くフィーナ
「さ〜て、私が相手になるよ。」

校庭

部室棟に向けて走る風濫とシアの前に姿を見せるミオとセイナ
「ミオ様!」
「シアさん。どうしてここに?」
疑問に思うミオに対し口を開くシア
「不吉な予感がしたので来てみたのです。そうしたら…。」
「そう。ありがとう。…て、それよりもフィーナさんが!」
ミオの言葉に口を開く風濫
「フィーナさんが?…大丈夫よ。フィーナさんは、強いから。」
「えっと、失礼ですけど、どなたですか?」
ミオの言葉に自己紹介していなかった事に気付く風濫
「あ〜、ごめんなさい。私は間宮風濫よ。
貴女には漆黒の薔薇騎士シルヴィーと言った方が解りやすいかしら?
天女族神楽巫緒。それに人魚族水無月聖魚。」
名を名乗ると警戒するミオ
「そんな警戒しなくても大丈夫。今回は協力する為に来てるんだから。」
そう言うと何かを感じる風濫
「やれやれ。ゆっくり話もさせてくれないのかしら?」
風濫の言葉に疑問に思うと周囲に砂人形が現れる
咄嗟に構えるミオ・セイナ・シア
「やれやれ。レヴィキス、行くよ。」
―Black Rain―
レヴィキスの答えを聞くと上空に向かって一本の矢を放つ風濫
「危ないからここに居て。」
風濫の言葉に疑問に思う3人
その直後
無数の矢の雨が周囲に降り注ぎあっと言う間に砂人形を撃破する
「完了。…っと、これからどうするの?このまま討ちに行く?
それとも一旦体制を立て直すか?」
いつのまにか剣に戻ったレヴィキスを持ちながら風濫が問いかける
「ミオちゃんが、どうするか。」
「同意です。ミオ様の言に従います。」
セイナ・シアの言葉を聞きミオを見る風濫
「行こう。やれる時にやらなければ、被害が広がるから。」
「…流石天女族ね。そう思いますよね?フィーナさん。」
「全くね。」
風濫の言葉に答えるフィーナ
突然現れたフィーナに驚くミオとセイナ
「余裕ですか?」
「余裕よ。それじゃ、行こう。」
フィーナの言葉に頷くと校舎へ向け足を運ぶ風濫とフィーナ
それに付いて行くミオ・セイナ・シア
ふと校舎に入る手前で足を止める風濫
「風濫、どうしたの?」
「すみません、先に行ってて貰えませんか?」
風濫の言葉に疑問を覚えるが口を開くフィーナ
「解った。けど、手助けに来るなら早くね。行くわよ。」
そう言うと校舎に入って行くフィーナ・ミオ・セイナ・シアの4人
それを見送ると口を開く風濫
「何用ですか?ノーストル様。」
「へぇ、気付いていたんだ。いつから?」
そう言いながら姿を現すシグーネ
「そうですね。ここに来た時から。とでも言っておきましょうか。」
「…相変わらずね。それで、今回ここに来た理由は何なのかしら?」
「ラビス様に言われて来た。けど、天女族の彼女に害になるような事では無い。
そうとだけ言っておきますよ、ノーストル様。」
風濫の言葉に考え込むシグーネ
「シルヴィー。今回の事、終わったら報告してね。」
「御意、ノーストル様。」
風濫の返答を聞くとその場から消えるシグーネ
それを確認して口を開く風濫
「…さて、行きますか。」

校舎内

校舎の中に入った4人は驚いていた
外見とはまったく違う内装が展開されていたからだ
校舎内は一見して神殿を思わせる作りになっていた
「一本道って訳ね。3人共、行くわよ。」
フィーナの言葉に頷くと駆け出す一同

廊下を走り、階段を上り、また廊下を走り階段を昇ると広間に出た
「ラスボス直行コースみたいね、これじゃ。」
フィーナが呟く
「えぇ、ですがこれだけ何も無いと言うのも不思議です。」
「シア。それは同意するわね。」
そう言うと広間の中央に有る噴水に近づくと銃を向ける
「…何も無しか。」
―そうかしら?―
突然女性の声が聞こえ構える一同
すると奥から黒いローブを纏った女性が現れる
頭には黒が混じった紅い兜
首から下はローブで隠れている
「貴女、何者?」
「私は真紅。マスターを守護する者。故にマスターを倒そうとする者を討つ。」
そう言うとローブを脱ぎ去る真紅
ローブの下には兜と同じ黒が混じった紅い鎧を装着していた
「マスターの邪魔をする者は、全て排除。」
そう言うと突然ジャンプし、それと同時に剣を抜く
「皆!避けて!」
フィーナの言葉にその場から散る一同
全員が居た場所には真紅の一撃が入った
その一撃で真紅の強さを理解するフィーナとシア
「フィーナ。」
「こいつは、やばいわね。シア、貴女はミオとセイナを連れて先に行って。
こいつは、私が引き付けるから。」
「しかし、それでは…。」
そこ迄言いかけたシアを制するフィーナ
そんな会話を交わす2人を見ながら周囲を警戒する真紅が何かに気付き剣を構える
それと同時に入口から人影が現れるとそのまま真紅を噴水に押し込む
それを確認して離れる人影
「お待たせ。何か強そうなの相手にする気ですか?」
「風濫。」
フィーナの声に気付きフィーナの方を向くと口を開く風濫
「フィーナさん。こいつは私が引き受けますから皆さんを連れて奥へ。」
「けど、大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ。仲間を信じる。それが、SKでしょ?フィーナさん。」
風濫の言葉に何かを思い出すと口を開くフィーナ
「それじゃ、任せたよ。皆、行くよ。」
フィーナの言葉に奥へと消えていくミオ・セイナ・シア
それを見送ると噴水へと視線を移す風濫
「さて、いつまで寝ているのかしら?」
風濫がそう言うと同時に噴水から黒い炎が沸き上がる
「殺す。今ここで、殺す!」
「出来るのかしら?」
そう言うと駆け出す風濫

通路

走りながら後ろを気にするミオ
「ミオ様、気になるのですか?」
シアの言葉に驚き思わず足を止めるミオ
それに気付きフィーナ達も足を止める
「…気付いてたの?」
「えぇ。先程から何回か後ろを振り返しておられたので。」
シアの言葉に黙り込むミオ
「信用出来ないのは、その強さですか?それとも、人格ですか?」
シアのストレートな質問に図星を突かれるミオ
「…うん。強さは、信用している。けど…。」
「大丈夫よ。風濫はあぁ見えて光と闇、白と黒の区別はしっかりとしているから。
まぁ、私や唯姉もそう言う性格だし。」
ミオの疑問に笑顔で答えるフィーナ
「今は、進みましょう。風濫を信じて。ねっ♪」
フィーナの言葉に頷くと再び走り出すミオ達

後編へ続く
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